夏が近づくと、「ピアスをつけたままプールに入ってもいいの?」「開けたばかりだけど大丈夫?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
実際、プールに入ると水や塩素の影響で、ピアスが錆びたり、傷ついたり、外れて失くしてしまうこともあります。特に開けたばかりのピアスは、感染や炎症のリスクもあるので注意が必要です。
この記事では、
- 開けたてのピアスでプールはOKか?
- プールでも安心してつけられる素材とは?
- おすすめのピアスデザインと対策
など、夏のおしゃれを安全に楽しむために知っておきたい情報を、分かりやすくまとめてご紹介します。
プールでピアスはOK?結論:基本的におすすめしない理由
結論からお伝えすると、基本的にはプールではピアスを外して入るのがベストです。理由は次のとおりです。
- 消毒液(塩素)による金属の変色やサビのリスクがある
- 水圧や泳ぎの動作で外れて失くす可能性が高い
- 穴を開けたばかりのファーストピアスは特に危険
とくに開けたばかりの耳や、アレルギーが心配な方は絶対に避けるべきシーンです。
以下では、詳しい理由や注意点、どうしてもつけたい場合の代替案まで、しっかり解説します。
ピアスをつけたままプールに入るリスクとは?

「大丈夫でしょ」と思っていても、思わぬトラブルになるケースが多数あります。
金属が変色・劣化する
塩素が使われた水では、金属が酸化しやすくなり、特に以下の素材が注意です。
- シルバー製 → 黒ずみやすい
- メッキ素材 → 剥がれやすい
- 安価な合金 → すぐにサビる可能性
一度変色してしまうと、元に戻すのは難しいことが多いです。
紛失リスクが高い
プールで泳いでいる間に、耳からピアスが外れる可能性は高いです。
- 水圧でキャッチが外れやすい
- 髪やゴーグルに引っかかる
- 気づいたときにはもう遅いパターンが多い
特にスタッドピアスや小ぶりなものは見つけづらく、紛失のリスクが非常に高いです。
衛生面での問題
- ピアスホールに水が入ることで炎症を起こすことがある
- プールの水は決して清潔ではないため、感染症のリスクもゼロではない
ピアスホールが完全に安定していない方や、皮膚が敏感な方は特に注意が必要です。
ピアスホールが安定していない場合は特にNG!
開けたてのピアスは特に注意が必要で、炎症や化膿など深刻なトラブルを招くことも。
開けたばかりのピアスは絶対に外すべき
- 穴がまだ完成していない状態で水に触れると、雑菌が入りやすい
- ファーストピアスは外すことで穴が塞がるリスクもある
医師やピアス専門店も、「開けてから1ヶ月程度は濡らさない」よう指導するのが一般的です。
ホールが完成していても注意
ホールが完全に安定していても、以下のケースではリスクがあります。
- 炎症が起きやすい体質
- アレルギーを持っている
- 金属が酸化しやすい素材を使っている
不安な方はやはり、外して入るのがベストです。
どうしてもピアスをつけたいときはコレ!
「絶対に外したくない」という方は、素材選びと使い方に細心の注意を。
サージカルステンレスやチタン製ピアス

これらは比較的水や塩素に強い素材です。
- 医療用でも使われる素材で、アレルギーの心配も少ない
- 錆びにくく変色もしにくい
- 軽量で長時間つけても違和感が少ない
ただし、絶対に大丈夫というわけではないため、長時間の水中使用は避けましょう。



シリコンやアクリル製のピアス
- 金属アレルギーの心配がなく軽量
- 失くしても比較的ダメージが少ない
- ファッション的にもカジュアルなプールコーデに◎
一時的な使用であれば、シリコンピアスを活用するのも一つの手です。

デザインも重要

- キャッチがしっかり止まるもの(フック型よりもスタッド)
- 軽量で耳に負担がかからないもの
- シンプルで引っかかりにくい形状
特にプールやスポーツ時は、揺れるピアスは避けた方が安心です。

ピアスを外す場合の保管方法
外すのがベストと判断したら、失くさない&傷めないための保管も重要です。ピアスを外す場合、次のような点に注意しましょう。
- ジップ付き袋やピルケースなどに収納しておく
- タオルやポーチにくるんで持ち歩かない(紛失リスク大)
- 小分けできる防水ケースがあると便利
プールサイドに持ち込む場合は、防水性のあるケースを選ぶと安心です。

プールOKなピアスを探すなら?おすすめ素材・デザイン
安全に使える素材と、耳への負担が少ない形を選べば、安心しておしゃれが楽しめます。
金属アレルギー対応素材を選ぼう
- サージカルステンレス
- チタン
- 樹脂・アクリル
これらは汗や水に強く、普段使いにも向いています。
ピアスなしでも可愛く!プールでのアクセサリー代用アイデア
耳元が寂しくても大丈夫!他のアクセでおしゃれを楽しむ方法もあります。ピアスをつけられないなら、他のアクセサリーでおしゃれを楽しみましょう。
- ヘアアクセサリー(バンスクリップ・ヘアバンド)
- 防水ネックレス・ブレスレット
- UVカットのサングラスや帽子
水に強く、外れにくいアクセを選べば、おしゃれなプールコーデが完成します。

まとめ:プールでのピアスは避けるのがベスト。失くさず、傷つけずに楽しもう!

ピアスをしたままプールに入るのは、金属の劣化や紛失、炎症など多くのリスクがあるため、基本的にはおすすめできません。
とくにファーストピアスの時期や、肌トラブルが起きやすい人は要注意です。
とはいえ、どうしてもつけたい場合は、
- 素材にこだわる(チタン・ステンレスなど)
- 軽くて水に強いデザインを選ぶ
- 失くさないよう保管方法を工夫する
といった対策を取ることで、トラブルを防げます。
安全に配慮しながら、夏のおしゃれを楽しんでくださいね。