ティファニーのジュエリーを手に取ったとき、裏側や留め具に小さな文字が刻まれているのに気づいたことはありませんか?
実は、この刻印を読み解くだけで
- いつ頃製造されたものか(年代の特定)
- 使われている金属の種類と純度
- 本物か偽物かの判別
がわかるんです。
本記事では、ティファニーの刻印に関する全てを徹底的に解説します。1960年代から2020年代までの年代別変遷はもちろん、人気コレクションごとの刻印の違い、金属の種類と刻印の完全対応表、そして偽物との見分け方まで、他のサイトにはない情報を網羅しました。
ティファニーを購入する前にぜひチェックしてみてください。
✔ ティファニーの刻印から年代を特定したい
✔ 自分の持っているティファニーが本物かどうか確認したい
✔ コレクション別の刻印の違いを知りたい
✔ 金属の種類と刻印の対応関係を理解したい
✔ ヴィンテージのティファニーの刻印がどう違うのか知りたい
✔ 刻印がないティファニーは本物なのか知りたい
✔ ティファニーの刻印を消さずに長く保つ方法を知りたい
ティファニーの刻印の種類と見分け方

ティファニーのジュエリーには、製造年やデザインによって異なる刻印が施されています。まずは、ティファニーの主な刻印の種類とその特徴を見ていきましょう。
1. 「TIFFANY & CO.」の刻印

ティファニーの最も一般的な刻印で、ほぼ全てのジュエリーに施されています。
特徴
✔ 「Tiffany & Co.」または「TIFFANY & CO.」の表記
✔ フォントは繊細で美しい仕上がり
✔ 刻印の深さが均一で滑らか
年代ごとの変化
✔ 1960年代以前:手彫りのような繊細な刻印
✔ 1970年代以降:レーザー彫刻が増え、よりクリアに
✔ 2000年代以降:「T&CO.」の省略表記が増加
2. 「925」「PT950」などの金属刻印

ジュエリーの素材を示す刻印です。ティファニーでは使用する金属の種類に応じて、以下のように異なる刻印が施されています。
| 刻印 | 金属の種類 | 純度 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 925 | スターリングシルバー | 92.5% | 最も多いティファニーの素材。入門価格帯 |
| 750 / AU750 | 18Kゴールド | 75% | 日本で販売されるゴールド製品の主流 |
| 585 / AU585 | 14Kゴールド | 58.5% | 海外限定品に多い。日本の正規店では基本取扱なし |
| PT950 / PLAT | プラチナ | 95% | エンゲージリングやハイジュエリーに使用 |
| RUBEDO | ルベドメタル | ― | ティファニー独自の合金(銅・銀・金の配合)。2012年頃導入 |
見分け方のポイント
✔ 正規品は刻印がはっきりとしている
✔ 偽造品は刻印が浅く、かすれていることが多い
✔ 「AU750」「AU585」のように「AU」が付く表記は2010年代以降のISO規格に準拠したもの
3. シリアルナンバーの刻印

✔ 2000年代以降、一部の高級ジュエリーにはシリアルナンバーが刻印されている
✔ シリアルナンバーはティファニーの公式店舗で確認可能
✔ ハイジュエリーラインやエンゲージリングに多く見られる
年代別ティファニー刻印の変遷【1960年代〜2020年代】
ティファニーの刻印は時代ごとに変化しています。ヴィンテージ品の年代を特定する際に非常に役立つので、しっかりチェックしておきましょう。
| 年代 | 刻印の特徴 | 見分けのヒント |
|---|---|---|
| 1960年代以前 | 手彫り風の繊細な刻印 | 文字に微妙なゆらぎがあり、一つ一つ表情が違う |
| 1970年代 | 「TIFFANY & CO.」がはっきりと刻印される | 機械彫りが主流になり、文字の均一性が向上 |
| 1980年代 | 「925」や「750」などの金属刻印が追加 | ブランド名+素材表記の2段構成が定番化 |
| 1990年代 | 「T&CO.」の省略表記が一部登場 | 小さなアクセサリーでスペースが限られる場合に使用 |
| 2000年代 | シリアルナンバーの刻印が導入される | 高価格帯のアイテムから順次導入 |
| 2010年代 | 「AU750」「AU585」等のISO国際規格表記を導入 | 従来の「750」と併用。ブランドロゴも微調整された |
| 2020年代 | LVMH傘下入り(2021年)後も刻印スタイルは基本的に踏襲 | 一部限定アイテムでQRコード刻印が実験的に導入 |
ヴィンテージティファニーを探している人は、この刻印の変化をチェックすると年代を特定しやすくなります。特に1960年代以前の手彫り刻印は個体ごとに微妙な違いがあり、コレクターズアイテムとして高い価値を持っています。
また、2010年代以降の「AU750」表記を見かけた場合は、比較的新しい製品であることがわかります。中古市場で「ヴィンテージ品」として販売されているアイテムにこの表記があれば、年代が合わない可能性があるので注意しましょう。
人気コレクション別の刻印の違い
ティファニーにはたくさんのコレクションがありますが、実はコレクションごとに刻印のスタイルが異なります。自分の持っているティファニーがどのコレクションかを判別するのにも役立ちます。
| コレクション | 代表的な刻印 | 特徴 |
|---|---|---|
| Return to Tiffany | 「Please Return to Tiffany & Co. New York」 | ハート型タグに長文の刻印。1969年発売のキーリングが原型 |
| 1837 | 「TIFFANY&CO. 1837」 | 創業年「1837」の数字が大きく刻印される |
| Tiffany T | 「T」一文字+ブランド名 | モダンでミニマルなデザイン。「T」のみの場合もある |
| Atlas | ローマ数字(I, II, III…XII) | ニューヨーク本店の時計にインスパイアされたデザイン |
| HardWear | 「TIFFANY & CO.」+素材表記のみ | 装飾的な刻印は少なく、シンプルなブランド名のみ |
| Elsa Peretti | 「ELSA PERETTI」+「TIFFANY&CO.」 | デザイナー名が併記される。オープンハート等が有名 |
| Paloma Picasso | 「PALOMA PICASSO」+「TIFFANY&CO.」 | デザイナー名が併記される。ラヴィングハート等 |
特にReturn to Tiffanyコレクションは刻印そのものがデザインの一部になっている珍しいシリーズです。「Please Return to〜」の文字がはっきり読めるかどうかが、本物かどうかの大きな判断材料になります。
また、Elsa PerettiやPaloma Picassoなどのデザイナーズコレクションでは、ティファニーのブランド名に加えてデザイナー名も刻印されます。これらのコレクションで「TIFFANY&CO.」しか刻印がない場合は、偽物の可能性があるので注意してください。
刻印がないティファニーは本物?
ティファニーのジュエリーの中には、刻印がないものも存在します。これは偽物ではなく、以下のようなケースが考えられます。
✔ 長年の使用で刻印が摩耗した(特にシルバー製品は柔らかいため消えやすい)
✔ 特注品やカスタムオーダー品(刻印位置が通常と異なる場合も)
✔ ヴィンテージ品で刻印が薄くなった(1960年代以前の手彫り品に多い)
✔ サイズ直しや修理で刻印部分が消えた(リングのサイズ直し時に起こりやすい)
✅ チェックポイント
✔ 刻印以外の品質(素材・デザイン・細工の精巧さ)を確認
✔ 購入した店舗の信頼性を調べる
✔ 付属品(箱・袋・ギャランティカード)の有無を確認
ティファニー公式店舗で鑑定してもらうのもおすすめです。正規店では購入履歴がなくても、製品の真贋を確認してもらえます。
ティファニーのカスタム刻印サービス
ティファニーでは、一部のジュエリーにオリジナルの刻印を追加できるカスタムサービスを提供しています。
カスタム刻印の内容
✔ 名前やイニシャル
✔ 記念日や特別なメッセージ
✔ フォントやデザインの選択が可能
✅ ポイント
✔ 公式店舗でのみ対応
✔ 刻印後の返品・交換は不可
✔ 追加費用がかかる場合がある
✔ 対応可能なアイテムは限られている(主にリング・バングル・ペンダント)
結婚指輪やプレゼントに人気のサービスなので、特別なギフトとしてもおすすめです。
偽物との違いを見分けるポイント

ティファニーの偽物は刻印にも特徴があり、いくつかのポイントをチェックすることで見分けることができます。
刻印で見分ける偽物の特徴
✅ 偽物の特徴
✔ 刻印が浅い、またはフォントがズレている
✔ 「Tiffany & Co.」の文字が太すぎる・細すぎる
✔ 金属刻印がない、またはフォントが違う
✔ 「&」の書体が正規品と異なる(偽物は直線的な「&」が多い)
✔ 本物のティファニーの「T」は横線の端がわずかにセリフ(装飾)がある。偽物はセリフがなかったり、太さが不均一なことが多い
✅ 本物の特徴
✔ 刻印が均一で滑らか
✔ フォントやサイズが正確
✔ 質感や細工が精巧
✔ 刻印の位置がアイテムごとに決まっている(留め具の裏側、リングの内側など)
特に、シルバーアクセサリーの偽物は多いため、「925」の刻印をしっかり確認しましょう。
信頼できる購入先を選ぶことが最大の防御策
刻印の真贋を自分で完璧に判断するのは難しいものです。そこで重要なのが、信頼できるショップから購入することです。
✔ ティファニー公式店舗・公式オンラインストア:最も確実
✔ Amazon公式ストア(Tiffany & Co.が出品者のもの):正規品が届く
✔ 楽天の正規取扱店・大手セレクトショップ:並行輸入品でも本物。レビューや店舗評価を確認
✔ 百貨店のジュエリーフロア:対面で確認できる安心感
フリマアプリ・オークションで購入する際の注意点
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・オークションサイトでは、偽物が紛れ込むリスクがあります。以下の点を必ずチェックしましょう。
✔ 刻印のアップ写真を必ず確認(掲載されていなければ出品者に依頼する)
✔ 付属品の有無(箱・袋・ギャランティカード)を確認
✔ 購入時のレシートや証明書があるかチェック
✔ 相場より極端に安い場合は要注意(定価の半額以下は疑うべき)
✔ 不安な場合は購入後にティファニー公式店舗で鑑定してもらう
刻印を長持ちさせるメンテナンス方法
ティファニーの刻印を消さずに長く美しく保つには、以下のメンテナンス方法が効果的です。
✔ 柔らかい布で優しく磨く(シルバークロスやジュエリークロスを使用)
✔ 超音波洗浄機を避ける(強力な振動で刻印が摩耗する可能性あり)
✔ 研磨剤入りのクリーナーを使わない(金属の表面が削れてしまう)
✔ 定期的にティファニー公式店舗でクリーニングしてもらう
✔ 保管時はジュエリー同士が擦れないように個別に袋に入れる
特にシルバー製品は変色しやすいので、使用後はしっかりとお手入れしましょう。刻印部分を強くこすると摩耗の原因になるため、刻印の周辺は力を入れずにやさしく拭くのがポイントです。
まとめ:ティファニーの刻印を正しく理解して、安心してジュエリーを楽しもう!

ティファニーの刻印は、ジュエリーの真贋を見分ける重要なポイントです。以下の点を押さえて、正規品を安心して楽しみましょう!
✔ 刻印の種類は「TIFFANY & CO.」「925」「PT950」「AU750」などがある
✔ 年代ごとに刻印のスタイルが異なり、1960年代〜2020年代まで変遷がある
✔ コレクションごとに刻印が異なる(Return to Tiffany、1837、Tiffany T、Atlas等)
✔ 金属刻印から素材と純度がわかる(925=シルバー、750=18K、PT950=プラチナ)
✔ 刻印がない場合でも、摩耗やサイズ直しが原因の場合があるので慎重に判断
✔ ティファニーではカスタム刻印サービスも提供している
✔ 偽物との違いは、フォント・深さ・滑らかさ・「T」の書体で見分ける
✔ 信頼できるショップ(公式店舗・Amazon公式・楽天正規店)からの購入が最も安全
✔ 刻印を長持ちさせるためには、定期的なお手入れが大切
ティファニーの刻印を正しく理解して、お気に入りのジュエリーを安心して愛用してくださいね。

